自衛官募集倍増計画

 現在、「自衛官募集」は、「深刻な状況」にある。
 当局も、「自衛官募集」に対し、「いろいろな対策」を講じているようであり、これも「重要な事」であるし、「必要な事」であるが、こんな対策だけで「自衛官募集不足」の「根本的対策」になり得ない。
 そこで画期的な「自衛官希望者 倍増計画」の一案を提示する。
 例えば、高卒者に対し、3年・3年 計6年務めた者に、「防衛士」という称号を与えるのである。

   師(せんせい)と 士(さむらい)ばかり 資格かな
   ただし、この「防衛士」ほど、士(さむらい)に、相応しい資格はない。

 ただし単に、6年勤めただけで、「防衛士」の称号が与えられる訳でない。
 「防衛士」は、防衛に関する「技術と精神を持った者」と部隊長に認定された者に与えられる。
 ただし、ここで「精神」はどう評価するのか?
 それは、部隊における「勤務態度」で評価するしかない。

「右者は、防衛の必要性を認識し、防衛に関する知識と技能そして精神力を持った者であり、防衛士として認めるとしかるべき部隊長からの推薦のより、陸海空各幕僚長が「認定書」を出し、部隊長が代読するのである。

 6年勤務し、「防衛学士 認定書」を貰った隊員は、その時点でそのまま自衛隊に勤務するか、転職するか、個人の自由である。
 退職し再就職する場合、自衛隊としても就職斡旋をしてやる必要性がある。
 次に「防衛士」を「企業がどう評価するか?」それは企業の自由である。
 大部分の企業は、このような「精神と技術を持った者」に対し、「大卒並みの待遇と給与」を約束するであろう。

 なお中卒者に対しては、3年・3年・3年 計9年勤務した者に、「防衛士の称号」が与えられる。
 ここで重要な事は、入隊時の試験の時に、これらの「技術と精神を持った者」にのみに与えられることを本人に確認しておく必要がある。
 大学卒業まで、下宿でもすれば、学費・生活費共に、大変な費用が掛かる時代になった。
 逆にどんなに家が貧しくとも、自衛隊に務めた場合、親に迷惑をかけず給料が貰えて、6年で大卒並みの「防衛士」の称号が得られ、「大企業への就職」も可能なのである。こんな「いい話」はない。
 「生涯給与所得額」にどれだけ、差がつくのか? 大変な数値になるであろう。
 大企業へ就職することを目的に、入隊希望者が多く現れても、それで良いのである。自衛隊は、他の企業と異なり、若年である程度辞めてくれる者も必要である。そのため自衛隊も大企業への就職を援護する必要がある。それが国防を強化するであろう。

 現実に「消防士」の呼称も一般的になっている。
 ただし「防衛士」の場合、部隊長の推薦により、各幕僚長の「認定書」の違いだけである。このような制度は、自衛隊規則程度の一部会改正で十分であろう。
 「防衛士」の認定証を受領し、定年まで務めた者でも、定年退職後の再就職の際にも、「防衛士」の称号を持っていることが、次の再就職に大変有利であろう。

 しかるべき部署で、ぜひ検討し、実行して頂きたい。
 この一案が実施された場合、「日本が良くなるのか?」「悪くなるのか?」、それをみんなで検討すべきである。